ペット 忍者ブログ
Whisper
2024/05/09[Thu]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2013/06/18[Tue]
【創作】 碑奇 【妖町】
Twitter診断創作二人目です。
 
 
 『 白蛇(はくじゃ)で朝陽横丁に住んでいる飴細工屋です。
  太刀を大事にしています。橋姫(はしひめ)とは会いたくない時に会う仲です。』


hiki_cc.jpg

【補足】
3000年以上生きる白蛇。
スルースキルが半端なく高く冷笑以外の笑みを見せる事は皆無に等しい。
絶対零度と愛想はお世辞にも良いとは言えない。
その分、激昂も滅多にしないが感情がないわけではなく単にドライなだけ。

二千年程前までは人の世で商業の神、水神として祀られながらひっそりと静かに暮らしていたという。
ただ元々野心も強く持ち前の性格難からそうした平穏に飽きると人前から姿を消した。
その後、更なる力を求めて、遂には己よりも高い神格を持つ蛇神に手を掛ける。
だがそこで致命傷を受け現在も生々しく傷跡が。
特に左腕は酷く当時は骨が辛うじて繋がる程度で喰われ、現在はその箇所を重点的に治療した甲斐あって腕の形を再形成したが、
所々抉れたままの状態と軽い麻痺が残っているので感覚はやや鈍い。
脇腹は外観には傷跡が残る程度だが胃が一部欠損している。
その為、本来は対象を丸呑みして妖力を吸収するのが効率の良い手段だが、
損傷の激しい現在ではかなり負担が大きい。
現在は別の方法に頼っているものの急を要する場合や極端に飢えた場合には捕食に走ることも。

瀕死の状態で辿り着いたのが朝陽横丁でそれから妖町に療養を兼ねて留まっている。

---------------------------------------------

【人姿と妖姿】
どちらの姿であっても現在は余り他人と物理的な衝突をしようとはしない。
出来る限りの妖力の温存をして治療に専念しているためである。
必要最低限の使用はもちろんするが、本来の蛇姿に戻る事は殆ど皆無。
人の姿で居る場合は愛用している太刀を用いる。先の一戦で命かながら制したのもこれのお蔭。
能力的には然程の差はなく本来の姿の方がコントロールが効くが、
手足が人程便利ではないので何だかんだ人の姿は気に入っているらしい。
額の青い宝玉は核と言える。

【夢飴屋】
妖力を用いた特殊な技法で他人の夢や妄想を詰めた飴を生成し、舐めると望みの夢や妄想が見る事が可能。
妖町と人の世とを行き来していて人や妖から収集したそれら(生気も少々吸取る)を飴に詰めて主に妖に販売。
人に対しても販売する事はあるが稀。彼等に与えているのは奪うための特殊なもの。
妖には代価として商品の価値にあった妖力を請求。
飴の生成は夢喰いと共同作業。詳しい方法は企業秘密。

使用法は簡単。飴を舐めて就寝するだけ。
また、寝ない者達に至っては舐めた後、瞑想状態から空想(妄想)する形で夢を見られる。
その為、彼等からは手軽に夢を見る体験が出来ると評判は上々らしい。自らも眠らないので使用することもある。
但し中には少々依存性が強い種類もあり廃人化する者も少なくない。
内容については人も妖も拘りがないので面白いと判断すれば言い値で買い取ったり等価交換するを持ち掛けることも。

店を休業したり外出する際には自らの鱗を剥ぎ取り妖力で人型化した双子(10歳程度の男女)を店番に置く事がある。
意思は直接繋がっているのでその間の出来事は殆ど把握出来る仕様。
感覚的には個体と言うより化身に近い。(外見が幼いのはそれだけ低コストで済むから)

---------------------------------------------

【炬との関係】
炬が人の世で番と共に神社を守護していたある日、取り壊され破壊された獅子の像と倒れた狛犬の像があった。
偶然通り掛かった碑奇がそこで見つけ、気紛れに知人の足を借り気を失った炬を妖町へと連れ帰る。
それから人の世での記憶を封印し適当な神社を用意したが、以前の神社と似た場所を用意した意図は不明。
また、炬に飴の生成を教えたのも碑奇であるが、一般的な飴であり自らの商売には一切触れさせない。



PR

<<【Happy Brithday】HOME【創作】 炬 【妖町】>>